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Cladocyclus / クラドキクルス

Cladocyclus (クラドキクルス)は、Ichthyodectiformes (イクティオデクテス目)・Cladocyclidae (クラドキクルス科)に属します。この産地からは、C.gardneri (C.ガルドネリ)およびC.ferus (C.フェルス)の2種が報告されています。そのうちのC.gardneri (C.ガルドネリ)は、しばしば1mを超えるような大型の種類で、発達した大きな口には立派な歯を持ち、その前方の歯は後方の2倍も長く発達しています。大型ながら比較的多めに産出する種類で、19世紀半ばの最初の調査で報告されている7種のうちの一つです。

Cladocyclus gardneri
クラドキクルス ガルドネリ
【BRF-012】
白亜紀前期
Santana Formation
Ceará
詳細写真 Brazil
本体 : -
SOLD 母岩 : 43cm x 16cm
価格 : ¥7,200 (税込¥7,776)
特記 : この産地の大型種の代表、体の後ろ1/3ほどの部分化石のポジネガ(凸凹)標本です。
それでも40cmを超えており、元々は1mを超える個体だったことが分かります。このような大型種の全身が保存された標本は、その大きさと重さ故におみやげとして国内に持ち込まれることは難しかったためか、ある程度の産出量に対して国内で見かける機会はあまりないようで、今となっては貴重かもしれません。今回は残念ながらありませんが、この種類の頭部には発達したあごと鋭い歯を持つために人気が高く、頭部だけでも高値で取引されることもあります。ブラジル国外持ち出し禁止となってから既に時間が経ち、日本国内でも良質な標本がリーズナブルな価格で取引される機会が少なくなっています。