Schizostylus / スキゾスティルス
Schizostylus (スキゾスティルス)は、Phacopida (ファコプス目)の中のPhacopina (ファコプス亜目)、Acastoidea (アカストイデス超科)、Calmoniidae (カルモニア科)に属しています。このCalmoniidae (カルモニア科)の三葉虫は、Eldredgeia (エルドレジェイア)など、そのほとんどがボリビアのシルル紀後期からデボン紀中期の地層から産出します。このSchizostylus (スキゾスティルス)は、頭部先にユニコーンのような突起があることや全体的な体の感じは、同じAcastoidea (アカストイデス超科)に属するモロッコ産デボン紀三葉虫のMorocconites(モロッコニテス)と似ています。もちろんPhacopida (ファコプス目)の一種であるため、美しい複眼も持っている三葉虫です。このSchizostylus (スキゾスティルス)は、ボリビアでは産出量が少ない種類の一つです。
 |
Schizostylus brevicaudatus | |
| (スキゾスティルス ブレヴィカウダトゥス) | ||
| 【BVS-002】 | ||
| デボン紀中期 | ||
| Belén Formation | ||
| Sica sica, La Paz | ||
 |
Bolivia (ボリビア) | |
| 本体 : | 縦3cm (直線測定) | |
|
母岩 : | 4.5cm x 3.5cm |
| 価格 : | ￥14,095 (税込￥14,800) | |
| 特記 : | 大きめの個体の、ノジュール(団塊)を割ったままのポジネガ標本です。 | |
| 右側の一部がまだ岩石に埋まったままですが、露出している左の複眼を含め、頭部先から尾板先まで美しく残る完全体です。特に、頭部先のモロッコニテスのような突起も(特にネガ側で)観察でき、しかも胸部中央には棘が残っている(これもネガ側でははっきりと観察できます)、なかなか出会うことのできないこの種の決定版的標本です。 | ||
 |
Schizostylus brevicaudatus | |
| (スキゾスティルス ブレヴィカウダトゥス) | ||
| 【BVS-003】 | ||
| デボン紀中期 | ||
| Belén Formation | ||
| Sica sica, La Paz | ||
|
Bolivia (ボリビア) | |
| 本体 : | 背回り3cm、幅1.5cm | |
|
|
母岩 : | - |
| 価格 : | ￥7,810 (税込￥8,200) | |
| 特記 : | ノジュール(団塊)からの丸まった標本です。 | |
| この標本も左側の一部がまだ岩石に埋まったままですが、左複眼を含め、頭部から尾板先まで美しく残る完体です。この個体も胸部中央の棘の痕跡が残る興味深い標本です。 | ||
