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Griffithides (グリッフィシデス)/Ditomopyge (ディトモピゲ)

Griffithides (グリッフィシデス)/Ditomopyge (ディトモピゲ)は、ほとんどの三葉虫が滅びてしまった古生代末期の石炭紀とペルム紀まで生き残った種類で、その時代のすべての三葉虫と同様、そのProetida (プロエトゥス目)の中のProetidae (プロエトゥス科)に属します。これらはどれも2cmほどの大きくない、丸みを帯びた細長い単純な体をしており、同様に最後まで生き残ったこれらの仲間である、Phillipsia (フィリッピシア)やCummingella (クンミンゲラ)などと同じような姿をしています。

※ 中央アジアのカザフスタンからの三葉虫は、つい最近になって商業的採掘がされるようになり市場に出始めた種類ですが、学術文献は古く限られており、現在のところ供給元によって種の同定がまちまちなのが現状です。専門家の話によれば、もちろんGriffithides (グリッフィシデス)とDitomopyge (ディトモピゲ)は属レベルでの違いはあるものの、これらの市場に出回っている標本群からは属種名の確定は難しいとのことでしたので、ここでは名前は併記の上、個々のコメントにて供給元からの名前を記すこととします。なお新しい情報が入り次第、追って改訂致します。

Griffithides/Ditomopyge
グリッフィシデス/ディトモピゲ
【KZG-001】
石炭紀
Ulutau Mountain
Dzhezkazgan district
詳細写真 Kazakhstan (カザフスタン)
本体 : 縦2.5cm x 横1.4cm
SOLD 母岩 : 7cm x 5cm
価格 : ¥23,100 (税込¥25,410)
特記 : こちらは、Griffithides praepermicus (グリッフィシデス プラエペルミクス)として入ってきた標本です。
母岩を割った状態のポジネガ(凹凸)のセットです。完体の他にも頭部や尾部の部分化石が一緒に観察できます。なお、この標本自体はナチュラルなものですが、三葉虫本体部分には表面保護の樹脂が塗布されています。
Griffithides/Ditomopyge
グリッフィシデス/ディトモピゲ
【KZG-002】
石炭紀
Ulutau Mountain
Dzhezkazgan district
詳細写真 Kazakhstan (カザフスタン)
本体 : 縦1.9cm x 横1.2cm
SOLD 母岩 : 6.5cm x 7cm
価格 : ¥23,238 (税込¥24,400)
特記 : こちらも、Griffithides praepermicus (グリッフィシデス プラエペルミクス)として入ってきた標本です。
コントラストが大変美しい状態です。母岩には別の個体(ネガ/凹型)も観察でき、この種類がある程度まとまって暮らしていたことが分かる標本です。
Griffithides/Ditomopyge
グリッフィシデス/ディトモピゲ
【KZG-003】
石炭紀
Ulutau Mountain
Dzhezkazgan district
詳細写真 Kazakhstan (カザフスタン)
本体 : 縦2.2cm x 横1.4cm
SOLD 母岩 : 9cm x 8cm
価格 : ¥23,238 (税込¥24,400)
特記 : こちらは、Ditomopyge kumpani (ディトモピゲ クムパニ)として入ってきた標本です。
こちらもコントラストが大変美しい状態です。母岩にはbryozoan/コケムシも美しく保存されており、この時代の特徴的な組み合わせが観察できる標本です。