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最古の環形動物 Sabellidites (サベリディテス)

Sabellidites cambriensis (サベリディテス カンブリエンシス)は、現生まで続く多細胞生物としては地球上で最も古いものの一つで、カンブリア紀以前のエディアカラ紀からカンブリア紀にかけての地層で見つかる環形動物の仲間です。このエディアカラ紀にはエディアカラ生物群に代表される多細胞生物が多数出現しました。しかしながらそれらのほとんどは現生のものと関連付けることが困難なのに対し、このSabellidites cambriensis (サベリディテス カンブリエンシス)は、その高度に秩序化された有機物の組織が、現在も深海で多く見られるハオリムシも属する環形動物多毛類のSiboglinidae (シボグリヌム科)のものと酷似しており、この点から地球上で最も古い環形動物の一つとされています。

Sabellidites cambriensis
サベリディテス カンブリエンシス
【SBL-021】
エディアカラ紀後期〜カンブリア紀前期
Lontova Formation
outcrop in Kopli, Tallinn
詳細写真 Estonia
本体 : -
SOLD 母岩 : 7.5cm x 6cm
価格 : ¥3,100 (税込¥3,348)
特記 : 現生まで続く多細胞生物としては地球上で最も古いと言われている環形動物の化石です。
小さめの母岩ながら、その真ん中にはっきりとした十分の長さの個体を観察できます。さらに一部が見えている下の層にも複数体含まれていることが分かります。
Sabellidites cambriensis
サベリディテス カンブリエンシス
【SBL-022】
エディアカラ紀後期〜カンブリア紀前期
Lontova Formation
outcrop in Kopli, Tallinn
詳細写真 Estonia
本体 : -
SOLD 母岩 : 7cm x 7cm
価格 : ¥3,400 (税込¥3,672)
特記 : 現生まで続く多細胞生物としては地球上で最も古いと言われている環形動物の化石です。
こちらもコンパクトな大きさながら真っ二つに割ったままのポジネガ標本です。最もコントラストがある太い個体のその片方は、ちょうど断面が立体的に観察できるように割れており、この生物が平坦ではなくパイプ状であったことを知ることができます。またその断面は黄鉄鉱化しているのかキラキラと輝きます。