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Stenopareia / ステノパレイア

Stenopareia (ステノパレイア)も1867年にSalter博士が既に論文発表している、三葉虫の中ではかなり昔から知られている種類の一つです。この種は、Corynexochida (コリネクソカス目)の中のIllaenina (イレヌス亜目)、Illaenidae (イレヌス科)ですので、ロシア産オルドビス紀三葉虫の代表Illaenus (イレヌス)Dysplanus (ディスプラヌス)、あるいはポルトガル産などのEctillaenus (エクティレヌス)が全く同じこの科に属する仲間です。大きく単純な頭部と尾板にジャバラのような胸部が特徴です。

Stenopareia nexilis
ステノパレイア ネキシリス
【SNX-003】
オルドビス紀後期
Ashgill Series
Girvan, Ayrshire
詳細写真 United Kingdom (イギリス)
本体 : 背回り8.5cm x 幅5.7cm
母岩 : 6cm x 8cm
価格 : ¥21,300 (税込¥23,430)
特記 : 現在は採掘が制限されている有名な産地からのもので、この標本は過去に採掘されたコレクションからのものです。
こちらも立派な大きさの個体です。尾板表面に若干の剥離があるものの、こちらも体全体に渡って特記が必要なほどの大きな欠けはありません。変形や表面の剥離が非常に多いこの産地の標本としてはかなりの保存状態ですので、この産地のこの種類の標本としてはかなり上位のものに間違いありません。