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"Cephalaspis" / "ケファラスピス"

Cephalaspis (ケファラスピス)は、Cephalaspidomorphi/Cephalaspid (ケファラスピス綱/頭甲綱)、Osteostraci/Ostracoderm (骨甲亜綱)に属する、いわゆるOsteostracan (オステオストラカン)と呼ばれているものの一種です。これらは主にシルル紀中期からデボン紀末期にかけて北米やヨーロッパで繁栄した種類で、発達したひれ、複雑で立派な頭甲と細かい骨を持つ体を持っています。頭部が特に厚い骨質の冑甲で覆われていたためか、その部分が化石として産出することがほとんどです。

"Cephalaspis (ケファラスピス)"という学名は、まだ分類が細分化されていなかった時代に多くのこの綱の種類に使用されていました。現在、そこから多くの属が提唱され再分類されているところです。しかしながらまだまだかつてのまま分類されていないもの多いため、今後はこの中から様々な属名ができると推測されます。

"Cephalaspis" sp.
"ケファラスピス"の一種
【UCP-001】
Devonian
Dniester Series
quarry near Zvyniach, Chortkiv Raion
詳細写真 Ternopil Oblast, Ukraine (ウクライナ)
本体 : 縦5.6cm x 幅7.8cm
SOLD 母岩 : 10cm x 12.5cm
価格 : ¥12,300 (税込¥13,530)
特記 : ウクライナ産甲冑魚、属種名が同定されていない標本です。
これまでとは違った産地から新しく採取された標本です。同定されていない上、右側が少し不鮮明で欠けている部分もあるためにこの価格ですが、左側はしっかり保存されており、全体としてはウクライナ産甲冑魚の姿を十分に感じ取れる良品であることに間違いありません。