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Parvancorina / パルヴァンコリナ

エディアカラ生物群の中でも独特な形状で有名なのが、このParvancorina (パルヴァンコリナ)です。この中央線およびそこから左右対称に分岐したような構造が、後の時代に現れる三葉虫などの節足動物との祖先では、とも指摘されているような興味深い生物です。ロシア白海沿岸からは、オーストラリア・エディアカラ丘陵などからも産出するP.minchami (P.ミンカミ)と、それをさらに縦に引き延ばしたような形をしているP.saggita (P.サッギータ)という種類がいます。

Parvancorina minchami
パルヴァンコリナ ミンカミ
【VPV-006】
先カンブリア時代/ヴェンド紀
Yorga Formation
Point I, Winter Coast
詳細写真 Archangelsk region, Russia
本体 : 横2.3cm x 縦1.6cm
母岩 : 10.5cm x 8.5cm
価格 : ¥128,000 (税込¥140,800)
特記 : 横長タイプのパルヴァンコリナの大きな個体の標本です。
母岩割れはありません。これまでと違う産地からのものです。写真のようにコントラストもはっきりしており、溝の凹みも大きく明確です。産地が異なるため同じように比較はできませんが、パルヴァンコリナの標本としては間違いなくベストクラスのものです。
Parvancorina cf. minchami
パルヴァンコリナ ミンカミ?
【VPV-005】
先カンブリア時代/ヴェンド紀
Verkhovka Formation
Solza River, Summer Coast
詳細写真 Archangelsk region, Russia
本体 : 縦1.7cm x 幅1.1cm
SOLD 母岩 : 16cm x 14cm
価格 : ¥62,300 (税込¥67,284)
特記 : 肉眼でもはっきり観察できる、十分な大きさのコントラストのはっきりした標本です。
しかし、この標本はパルバンコリナの特徴である、矢印形の模様があまり観察できず、その代わりに全体が波打っているかのような模様?が残っています。供給元によれば、形や大きさから見て、P.ミンカミの可能性が大きいだろうとのことですが、はっきりとは分からないとのことです。
Parvancorina minchami
パルヴァンコリナ ミンカミ
【VPV-003】
先カンブリア時代/ヴェンド紀
Summer Coast, White Sea
Archangelsk region
詳細写真 Russia
本体 : 縦0.6cm x 幅0.5cm
SOLD 母岩 : 14cm x 10cm
価格 : ¥34,700 (税込¥37,476)
特記 : 小さな個体ながら、体の特徴を一目で観察ことができる個体です。
体全体がやや薄めのコントラストのため、この価格設定となっておりますが、三葉虫と関連があるのではと疑われている、エディアカラ生物群の代表的種類の標本としてお薦めです。