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ブラジル産 材化石・珪化木

珪化木は、一般的には木材が化石となったものの総称のように使われていますが、学術的には、木材の化石を材化石 (petrified wood)と呼び、そのうち二酸化珪素/シリカで置換したものを珪化木 (silicified wood)、炭酸カルシウムで置換したものを石灰化木 (calcified wood)と呼びます。これら材化石は、木材にそれらの無機物を多く含んだ地下水がしみこむことによって生成され、組織の隅々まで浸透して化石化することが多く、年輪から維管束、細胞などの細かい内部組織まで保存されているものも少なくありません。

ブラジルからの材化石/珪化木で最も有名なものは、ブラジル北東部Maranhãoからの古生代末期ペルム紀のものです。大型の維管束植物のものが主で、大型のシダの仲間であるTietea、大型のトクサの仲間であるArthropitysなどがその代表種ですが、それ以外にもスギやマツなどの初期の針葉樹と考えられるものもあるようです。

※ ブラジルでは既に化石の輸出は禁止されており、市場にまとまった数が出てくることは近年稀になっています。ここに掲載しております化石はすべてそれ以前に採掘し国外に出されたオールドコレクションからのものです。

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