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Wujiajiania / ウジアジアニア

Wujiajiania (ウジアジアニア)は、Ptychopariida (プティコパリア目)の中のOlenina (オレヌス亜目)、Olenidae (オレヌス科)に属しており、縦長の体に多くの節と小さな眼および尾板をもつ、見た目はとても地味な三葉虫の種類です。この科の仲間としては、主に北米や北欧からのTriarthrus (トリアルツルス)や、イギリスから多く産出するOlenus (オレヌス)などが知られています。

カナダ・ブリティッシュコロンビア州の南東部Cranbrook近くのカナディアンロッキーからは、McKay Group (マッケイ群)と呼ばれるカンブリア紀後期の地層が広がり、三葉虫が多数産出することが知られています。この産地からの代表的な種類としては、このWujiajiania (ウジアジアニア)、Labiostria (ラビオストリア)、Elvinia (エルヴィニア)、Irvingella (イルヴィンゲラ)などが挙げられます。この産地のものはどの種類も数mm-2cmくらいのとても小さいものが非常に多いのが特徴です。

Wujiajiania sutherlandi
ウジアジアニア スセルランディ
【WJJ-003】
カンブリア紀後期
McKay Group
Cranbrook, British Columbia
詳細写真 Canada
本体 : 最大縦1.2cm x 幅1cm
SOLD 母岩 : 4.5cm x 4cm
価格 : ¥5,900 (税込¥6,372)
特記 : こちらもこの産地の代表的種類が多数入った、マルチプレートのポジネガ(凸凹)標本です。
こちらも上のプレートと同様に、多数の個体が覆い重なるようにして保存されています。茶色に変色している部分は頭部裏のhypostoma(唇)でしょうか。どの個体もパーツではなく体全体が残されていますので、死骸の吹きだまりが化石になったというよりも、このように群をなして生息していた可能性の方が大きいかと思います。この産地で産出する典型的なこの種類のマルチプレートです。
Wujiajiania sutherlandi
ウジアジアニア スセルランディ
【WJJ-001】
カンブリア紀後期
McKay Group
Cranbrook, British Columbia
詳細写真 Canada
本体 : 縦1&0.9cm x 幅0.8&0.6cm
SOLD 母岩 : 2.5cm x 2cm
価格 : ¥8,000 (税込¥8,400)
特記 : この産地の代表的種類の完全体が2つ入った、ポジネガ(凸凹)標本です。
ポジ&ポジ、ネガ&ネガの組み合わせです。大きい方の個体の右頬に若干損傷がある以外は、頭部から小さな尾板の先端まで美しく残されており、小さい方の個体の頭部には頬棘がはっきりと観察できます。
Wujiajiania sutherlandi
ウジアジアニア スセルランディ
【WJJ-002】
カンブリア紀後期
McKay Group
Cranbrook, British Columbia
詳細写真 Canada
本体 : 最大縦1cm x 幅0.8cm
SOLD 母岩 : 3.5cm x 5cm
価格 : ¥5,905 (税込¥6,200)
特記 : この産地の代表的種類が多数入った、マルチプレートのポジネガ(凸凹)標本です。
一体何体いるのでしょうか、多数の個体が覆い重なるようにして保存されています。どの個体もパーツではなく体全体が残されていますので、死骸の吹きだまりが化石になったというよりも、このように群をなして生息していた可能性の方が大きいかと思います。この産地で産出する典型的なこの種類のマルチプレートです。