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Walliserops / ワリセロプス

Walliserops (ワリセロプス)は、モロッコ産デボン紀三葉虫その多くと同じPhacopida (ファコプス目)中のAcastidae (アカストイド科)に属します。Walliserops (ワリセロプス)の最大の特徴は、頭部先にあるアンテナのようなフォーク状の突起です。その突起が長いタイプ・通称"long-fork (ロングフォーク)"と呼ばれているW.trifurcatus (W.トリフルカトゥス)、短いタイプ・通称"short-fork (ショートフォーク)"と呼ばれるW.tridens (W.トリデンス)やW.hammii (W.ハンミイ), W.lindoei (W.リンドエイ)などが、現在報告されている代表的な種類です。

Walliserops hammii
ワリセロプス ハンミィ
【WLS-013】
デボン紀中期
Zguilma area
Atlas Mountains
詳細写真 Morocco
本体 : 縦4.8cm (直線測定)
SOLD 母岩 : 6cm x 5.5cm
価格 : ¥198,000 (税込¥217,800)
特記 : ハミー氏の種名が付いた種類をハミー氏本人が剖出です。
胸部真横に母岩割れがありますが、うまく処理されており本体にほとんど影響はありません。全体に渡って圧縮変形等はなく状態は良いです。定規で5cmほどですが波打ってますので実際にはもう少し大きな個体です。このところワリセロ自体が随分と産出が減ってきてますが、特に彼の名前が付いたこのタイプはなかなか出なくなってきました。そんな中、状態の良い個体を彼自身が剖出した標本であり、もちろんどこかに欠陥があるB級品ではない一級品のトップクラスの品質のものですので、この機会にいかがでしょうか。