Asaphus delphinus / アサフス デルフィヌス
Asaphus delphinus (デルフアサフス デルフィヌス)は、三角形の頭部が最大の特徴の種類です。この頭部形状は、これより数段上の新しい地層から産出するXenasaphus (クセナサフス)を除いては、この地域の他のAsaphus (アサフス)には見られないものです。また同時に大型化の傾向もあり、7-8cmの平均的なサイズのものから、10cmを超えるような個体も産出します。しかしながら、この特異な姿や大きさにも関わらず、産出はAsery層の最も上部のみに限られるために数が少なく、市場では常に高い人気を誇る種類となっています。
※この種は最近、"Delphasaphus delphinus (デルフアサフス デルフィヌス)" という名前でも市場に出回ることが多くなってきましたが、実際の標本に違いはありません。