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Asaphus expansus / アサフス エクスパンスス (エキスパンサス)

ロシア産三葉虫を代表するAsaphus (アサフス)には20種以上の種類がおりますが、このAsaphus expansus (エクスパンスス)は、その中でもかなり初期の部類に分けられるAsaphusの種類です。この種類は、通常多くのAsaphusが産出する層であるAsery Levelという層よりも一段古い、Kunda Levelという層からのもので、また同じKunda Levelから産出することで有名なAsaphus ranicepsよりもさらに古いKunda Levelの層から産出します。 それ故、この種類はかなり単純で平たい体、あまり発達していない小さな眼を持ち、サイズも大きくともせいぜい6cm-7cm程度で、この種類が多くのAsaphusの祖先の一つであることが良く分かります。

最近の研究(Ivantsov 2003)の中では、このAsaphus expansus (アサフス エクスパンスス)には、さらに3つの亜種 (sub species)に分類されることが提唱されています。Asaphus expansus deltifrons (デルティフロンズ/デルティフロンス)は大きめの頭部、robustus (ロブストゥス/ロブスタス)は逆に小さく平たい頭部、gracilis (グラキリス/グラシリス)はその中間くらいの頭部が、それぞれの最大の特徴だそうです。

Asaphus expansus gracilis
アサフス エクスパンスス グラキリス
【AEX-029】
オルドビス紀前期
Kunda Level
Voibokalo Quarry
詳細写真 St.Petersburg region, Russia
本体 : 縦6.4cm(直線測定) x 幅4.3cm
SOLD 母岩 : 4.5cm x 7cm
価格 : ¥38,400 (税込¥42,240)
特記 : 平均サイズの個体が頭部裏まで剖出された標本、2025-26年の新作標本です。
縦方向に母岩割れはあるものの本体にほとんど影響はありません。この産地特有の表面の凸凹感があるくらいで状態は良く、胸部中央表面には細かいしわ模様も確認できます。真っすぐに伸びており左右のゆがみも全体を通してありません。頭部裏のhypostoma(唇)も表面の細かいしわ模様も含めてきれいに残っており、頭部裏まで剖出された標本ならではの特色のある標本となっています。
Asaphus expansus gracilis
アサフス エクスパンスス グラキリス
【AEX-030】
オルドビス紀前期
Kunda Level
Voibokalo Quarry
詳細写真 St.Petersburg region, Russia
本体 : 縦6.5cm(直線測定) x 幅4.4cm
SOLD 母岩 : 7.5cm x 7cm
価格 : ¥34,200 (税込¥37,620)
特記 : 平均サイズの上限かという個体、2025-26年の新作標本です。
母岩割れはありません。真っすぐに伸びており左右のゆがみもありません。保存状態も良く、表面には拡大写真のようにびっしりとしわ模様が観察できます。
Asaphus expansus robustus
アサフス エクスパンスス ロブストゥス
【AEX-031】
オルドビス紀前期
Kunda Level
Voibokalo Quarry
詳細写真 St.Petersburg region, Russia
本体 : 縦7.5cm(直線測定) x 幅4.7cm
SOLD 母岩 : 10cm x 8.5cm
価格 : ¥39,800 (税込¥43,780)
特記 : こちらはまた違った亜種の大きめ個体、2025-26年の新作標本です。
頭部中央および胸部2-3節目左側に若干の補填があります。母岩割れはありません。全体を通して保存状態は良く、表面には細かいしわ模様も確認できます。左右のゆがみも全体を通してなくきれいに真っすぐに伸びています。gracilisとはまた違った感がある標本となっています。