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Asaphus holmi / アサフス ホルミ

Asaphus holmi (アサフス ホルミ)は、産出量も多く大きめで存在感がある代表種A.cornutus (A.コルヌトゥス)からの流れをくむ種と考えられています。Asery層の上部から産出し、A.cornutus (A.コルヌトゥス)と同様に頑強な感じの体を持っていますが全体的に幅広になった印象があり、また眼は少し小ぶりになっています。

Asaphus holmi
アサフス ホルミ
【AHL-012】
オルドビス紀中期
Asery Level
Volkhov River
詳細写真 St.Petersburg region, Russia
本体 : 縦8.7cm(直線測定) x 幅5.2cm
母岩 : 12.5cm x 12cm
価格 : ¥21,300 (税込¥23,430)
特記 : 9cm近い大きなサイズの、真っ直ぐに伸びた個体です。
母岩割れに伴う補修補填があります。右眼のレンズにも少し補填があります。ただ全体としては状態は悪くなく、実際拡大写真のように胸部中央には細かいしわがたくさん残ります。このA.ホルミという種類は体の体積が大きいため、このような大きなサイズの個体はどうしても地中での変形が多いようで、それでこの個体もよく見ると左右方向に少し扁平になっています。それがこのサイズに関わらず少し安めの価格設定となっている要因のようです。もっとも、それは正面から見ると分かりやすいものの、上から見るとそこまで気になることはなく、置き方を工夫すればより分かりにくくなるかと思います。そういう意味ではお買い得感のある大きめ個体の標本です。
Asaphus holmi
アサフス ホルミ
【AHL-010】
オルドビス紀中期
Asery Level
Gostilitsy
詳細写真 St.Petersburg region, Russia
本体 : 縦6.9cm(背回り7.5cm) x 幅4.1cm
SOLD 母岩 : 7.5cm x 7cm
価格 : ¥13,400 (税込¥14,472)
特記 : ちょうど平均サイズ辺りの真っ直ぐに伸びた個体です。
この産地のこの層の典型的な保存状態のために見た目は少し悪く、表面がざらざらのように見えますが実際は鉱物の小さな結晶のためです。若干地中での変形がありますが、母岩割れはなく、尾板最後尾、胸部中央、眼周辺などにスポットで補填がある程度です。頭部や胸部側面には細かいしわも観察できる十分にナチュラルな標本です。
Asaphus holmi
アサフス ホルミ
【AHL-009】
オルドビス紀中期
Asery Level
outcrop near Kipen
詳細写真 St.Petersburg region, Russia
本体 : 縦9.5cm(背回り10cm) x 幅6cm
SOLD 母岩 : 18cm x 11cm
価格 : ¥34,700 (税込¥37,476)
特記 : 10cm近い、この種としては非常に大型個体の標本です。
残念ながら母岩がいくつかに割れており、それに伴う補修が体全体に入っているため、大きさの割にはお買い得感のある価格となっています。しかし、あまり産出がないアサフスの種類であり、しかもこのような巨大個体の真っ直ぐな姿勢のものは、そう得られるものではありません。