Asaphus latus / アサフス ラトゥス
ロシア産オルドビス紀三葉虫の最も代表的な種であるAsaphus (アサフス)には分かっているだけで20種類以上もいますが、その中でも最も多く産出する種類の一つAsaphus cornutus (アサフス コルヌトゥス)がさらに進化したと考えられているのが、このAsaphus latus (アサフス ラトゥス)です。頑強で幅広な体つきがこの種類の最大の特徴です。この種も他の多くのAsaphus (アサフス)と同様に、Asery層から産出しますが、産出量がそれほど多くないために市場に出回る機会が限定的です。