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Asaphus laevissimus / アサフス ラエビシムス

ロシア産三葉虫を代表するAsaphus (アサフス)には20種以上の種類がいますが、このAsaphus laevissimus (アサフス ラエビシムス)は、F.Schmidt/シュミット博士により今から100年以上前に記載されておりながら、近年市場で再認識されるようになった珍しい種類です。三角形の頭部に寄り目をしているため、一目で異なった印象を持つ種類です。A.latus (ラトゥス)と非常に似た姿をしていますが、このA.laevissimus (ラエビシムス)は一段古いKunda層から産出するため明確に区別ができます。

Asaphus laevissimus
アサフス ラエビシムス
【ALV-003】
オルドビス紀前期
Kunda Level
Volkhov River
詳細写真 St.Petersburg region, Russia
本体 : 幅3.7cm
SOLD 母岩 : -
価格 : ¥15,300 (税込¥16,830)
特記 : とても珍しいアサフスの種類の、防御姿勢を取って丸まった標本です。
平均よりは少し小さなサイズですがそこまで小さい個体ではありません。頭部真ん中や尾板端、両頬端に補填がありますがどれもほんのわずかであり、品質としてはトップクラスに近いものです。丸まっていてもこの珍しいアサフスの種類の特徴がすぐに分かる良質な標本です。
Asaphus laevissimus
アサフス ラエビシムス
【ALV-002】
オルドビス紀前期
Kunda Level
Volkhov River
詳細写真 St.Petersburg region, Russia
本体 : 縦7cm(背周り7.8cm) x 幅5cm
SOLD 母岩 : 7cm x 9cm
価格 : ¥42,300 (税込¥46,530)
特記 : とても珍しいアサフスの種類の、立派な大きさの個体の素晴らしい保存状態の標本です。
写真でも分かる通りに母岩割れ補修が本体右側にあります。ただ補填の量はわずかであり全体として1-2%程度のため、この珍しい種類としては間違いなくトップクラスの品質です。右眼下は段差によるもので補填ではありません。表面状態も見事で、胸部中央には生きていた時の筋肉や腱の痕と言われる濃い茶色のコントラストが、また拡大写真のように頭部の小さな点や胸部や尾板には細かい線が観察できます。加えて頭部裏まで剖出されているため、唇は他のアサフスと同様の姿であることが確認できます。若干頭部をもたげた姿勢ながら、一目で他のアサフスとは異なる様子が観察できる見事な標本です。
Asaphus laevissimus
アサフス ラエビシムス
【ALV-001】
オルドビス紀前期
Kunda Level
Volkhov River
詳細写真 St.Petersburg region, Russia
本体 : 縦6.5cm(直線測定) x 幅4.4cm
SOLD 母岩 : 9cm x 7cm
価格 : ¥33,200 (税込¥35,856)
特記 : 大変珍しい種類の、平均的な大きさもあり品質も良い、なかなか出会わないクラスの標本です。
この種類は産出が大変少ないため、ある程度状態が悪くとも仕上げる傾向にありますが、この標本は最初から非常に良い保存状態のものです。頭部から胸部付近で横に母岩割れ、また一部外殻割れがあり、それに伴う補修補填があるくらいです。これまで見慣れているアサフスとは明らかに違う雰囲気の種類の、良質な標本です。