Mesosaurus / メソサウルス
メソサウルスは、古生代ペルム紀前期 (約2.9-2.7億年前)に生息していた淡水性の小型爬虫類の仲間です。属名の"メソ(中間)"が示す通り、現在も分類学上の位置付けは決まっておらず、同時代の爬虫類であるディメトロドンに代表される盤竜類やその後繁栄するイクチオサウルスのような魚竜類との類似性を見出すのも難しいようです。メソサウルスはアフリカと南米からのみ産出するものの、その体のつくりから海を渡ることは不可能であり、元々両大陸は一つであったこと示す根拠として挙げられることでも有名です。
※現在、ブラジル国内からの化石の持ち出しは禁止されています。ここで販売するすべての化石はその規制以前に合法的に現地から持ち出されたものです。