Hymenocarina / ヒメノカリナ類
Hymenocarina (ヒメノカリナ類)は、背中に二枚貝のような大きな殻を持っている節足動物の一つで、カンブリア紀に生息していました。二枚貝のような背甲の前方からは複眼に触角や顎、背甲の下には歩いたり泳いだりできる付属肢、 後方は節がある胴体、その先には2本に分かれた尾のようなものがついています。バージェス動物群で知られるWaptia (ワプティア)、Canadaspis (カナダスピス)、Tuzoia (トゥゾイア)、Branchiocaris (ブランキオカリス)などはすべてこの仲間です。