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メガロドンとその仲間 (モロッコ産)

体長15m、重さ50トンもの大きさであったと言われる絶滅した巨大肉食ザメの一種メガロドンは、学名をCarcharodon megalodon (カルカロドン メガロドン) といい、今から2250万年前から1750万年間続いた新生代中新世 (Miocene)の一時期に生息していたホホジロザメ属 (Carcharodon)の一種です。

しかしながら、現世のサメと同様にこのメガロドンも体を構成するのは骨ではなく軟骨であったため、その軟骨が化石化して残ることは極めてまれです。従って、現在では大きいもので10cm以上になる巨大な歯をもとに、上記のような体の大きさや生息環境を推測することになります。 その巨大な歯は世界中の地層から発見されており、米サウスカロライナ州などの北米、南米、アフリカからオーストラリアや日本からも産出することから、当時世界中が暖かい海であり、その中で変温動物であるこのような巨大なサメが繁栄していたということが良く分かります。

なお近年は、メガロドンはホホジロザメ属 (Carcharodon)ではなく、絶滅種であるCarcharoclesの一種であるとして、学名をCarcharocles megalodon (カルカロクレス メガロドン)という表記になることも多くなっています。

ここで販売しておりますメガロドンの歯の化石は、北アフリカ・モロッコの中新世の地層から産出したものです。この産地ものは、市場に最も出回っている米サウスカロライナ産の黒い色ではなく、エナメル質部分が際立つ白っぽい色が特徴です。またこのページでは、メガロドンと共に産出する他の種類のサメの歯も同時に販売しております。