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Pliomera / プリオメラ

Pliomera (プリオメラ)は、Asaphus (アサフス)などほとんどのロシア産オルドビス紀三葉虫がAsaphida (アサフス目)である中、Phacopida (ファコプス目)に属する珍しい存在です。そのorder (目/もく)の中でも、Cheirurina (ケイルルス亜目)のPliomeridae (プリオメラ科)に属するため、Paraceraurus (パラセラウルス)などのこの産地の他のPhacopida (ファコプス目)からも少し離れた存在です。たくさんの節を持つ胸部に、この種の最大の特徴である細かく刻まれた溝を持つ尾板は、このPliomera (プリオメラ)がこの産地でいかに珍しい存在かを示しているようです。

ロシア産オルドビス紀では、このPliomera (プリオメラ)に属するものは、Pliomera fischeri (プリオメラ フィシェリ)の1種のみです。世界の他の産地でのこのPliomeridae (プリオメラ科)に属する種類は、スペインやポルトガル, イギリスなどのオルドビス紀の地層から産出するPlacoparia (プラコパリア)が有名で、胸部や尾板の溝が深いこと以外はロシア産Pliomera (プリオメラ)とそっくりです。

Pliomera fischeri
プリオメラ フィシェリ
【PMF-026】
オルドビス紀前期
Kunda Level
Voibokalo Quarry
詳細写真 St.Petersburg region, Russia
本体 : 縦4.9cm x 幅2.5cm
SOLD 母岩 : 5cm x 6cm
価格 : ¥81,300 (税込¥89,430)
5cmほどの最大クラスの大型個体、2026年の新作標本です。
母岩割れはありません。補修は左節前方に少しあるかというレベルでこちらも最小限です。何よりこのサイズは明らかに大きく、ロシア三葉虫の多くのアサフスやイレヌスとは明らかに違う体を持つ希少種としても存在感は見事なものです。加えて頭部裏まで剖出されていますので、hypostoma/唇の観察もしっかりとできます。母岩も工夫されており、写真のように大きな母岩の真ん中に載り、どの方向からみても見栄えがするような設定となっています。是非とも実物で感じて頂きたく思う次第です。
Pliomera fischeri
プリオメラ フィシェリ
【PMF-025】
オルドビス紀前期
Kunda Level
Voibokalo Quarry
詳細写真 St.Petersburg region, Russia
本体 : 縦3.0cm x 幅1.7cm
SOLD 母岩 : 5cm x 5cm
価格 : ¥53,200 (税込¥58,520)
小さいながらも伸びた個体、2026年の新作標本です。
母岩割れはありません。補修も頭部にあるかないかというレベルでほぼありません。左右方向のゆがみ等もなく母岩中央に伸びている美しい標本です。サイズは4cmほどが平均のこの種としては小さめで、成長前の子供なのでしょうか。ただその分価格は安く設定されており、このところの世界的なインフレと円安の中では助かるところです。