Pliomera / プリオメラ
Pliomera (プリオメラ)は、Asaphus (アサフス)などほとんどのロシア産オルドビス紀三葉虫がAsaphida (アサフス目)である中、Phacopida (ファコプス目)に属する珍しい存在です。そのorder (目/もく)の中でも、Cheirurina (ケイルルス亜目)のPliomeridae (プリオメラ科)に属するため、Paraceraurus (パラセラウルス)などのこの産地の他のPhacopida (ファコプス目)からも少し離れた存在です。たくさんの節を持つ胸部に、この種の最大の特徴である細かく刻まれた溝を持つ尾板は、このPliomera (プリオメラ)がこの産地でいかに珍しい存在かを示しているようです。
ロシア産オルドビス紀では、このPliomera (プリオメラ)に属するものは、Pliomera fischeri (プリオメラ フィシェリ)の1種のみです。世界の他の産地でのこのPliomeridae (プリオメラ科)に属する種類は、スペインやポルトガル, イギリスなどのオルドビス紀の地層から産出するPlacoparia (プラコパリア)が有名で、胸部や尾板の溝が深いこと以外はロシア産Pliomera (プリオメラ)とそっくりです。