Panderia / パンデリア
Panderia (パンデリア)も、Illaenus (イレヌス)やDysplanus (ディスプラヌス)と同様にCorynexochida (コリネクソカス目)の中のIllaenina (イレヌス亜目)に属しています。Illaenus (イレヌス)と同様の姿のため、かつては学術的にもIllaenus (イレヌス)の一種として分類されていました。しかしながら、胸部の節の数がIllaenus (イレヌス)が10節、Dysplanus (ディスプラヌス)は9節に対し、Panderia (パンデリア)は8節のため、現在はPanderia (パンデリア)という属名に分類されています。最新の研究ではイレヌスの仲間と見るよりもAsaphida (アサフス目)に分類すべきという見方もあるほど、小さい姿ながら話題が尽きない種類です。産出量が少ないために、この大きさの割には高い価格が付いている種類です。現在のところ、Panderia triquetra (パンデリア トリケトラ)が唯一の種類です。