Psilophyton / プシロフィトン
Psilophyton (プシロフィトン)は、最も初期の陸上植物の一つで、デボン紀の地層から初めて発見された陸上植物化石として有名です。絶滅した維管束植物・シダ植物で、維管束植物からLycopodiophyta (ヒカゲノカズラ植物門)を除いた、Euphyllophytina (真葉植物)に現在では分類されるようです。根や葉は持たないものの、茎には維管束があり、主軸から分かれた側枝の先に胞子嚢を付けます。また、茎には棘状の突起があり、後の葉の原型とも言われています。