Acaciella / アカシエラ
Acaciella (アカシエラ)は、根元のコラム/柱状から枝分かれした、真っ直ぐに上に伸びる小さなコラム/柱状が、表面をびっしりと隙間なく覆うように発達しています。人間の手を思い浮かべるような形状は、このオーストラリアのものが見つかる20世紀初頭以前に報告はなく、豪Northern Territory (ノーザンテリトリー)の産地にちなんで、このAcaciella (アカシエラ)という属名が付けられました。中央部・アマデウス塩湖が有名なアマデウス盆地のアリススプリングス近くの約8億年前の地層から産出します。