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ゾルンホーフェン産 昆虫化石

ドイツ南部のジュラ紀後期ゾルンホーフェン石灰岩からは、非常に多くの昆虫の化石が見つかります。トンボ、カゲロウ、アメンボ、セミ、バッタ、甲虫、蛾、ゴキブリなど、元々水辺に生息していたものから、死骸が川に運ばれて来て化石となったと考えられるものまで、様々な種類のものが大変多く確認されています。そのため、種類が特定されていなものも多数ありますが、体の大きさとしては現在の昆虫と同じくらいのものばかりで、特に大型化していたものではないことが分かります。

Dragonfly
トンボの一種
【SLD-001】
ジュラ紀後期
Solnhofen Limestone
Eichstätt, Bayern
詳細写真 Germany
本体 : 縦9cm x 幅13.5cm
母岩 : 11cm x 14.5cm
価格 : ¥71,200 (税込¥78,320)
特記 : 胴体9cm、見事に開いたその翅の長さは13.5cmという、大型のトンボ化石です。
書き込み等一切ありません。母岩割れもありません。この標本はゾルンホーフェン化石によくありがちな、個体の周りの母岩を深くえぐった加工やコーティング材の塗布もないため、見た感じはかなり地味に見えますが、割ったままのナチュラルな状態です。トンボの種類は特定されていないものの、特徴的な後翅の形ははっきりと確認できます。過去に採取されたドイツのオールドコレクションからの標本です。
Libellulium sp.
リベルリウム
【SLD-002】
ジュラ紀後期
Solnhofen Limestone
Bayern
詳細写真 Germany
本体 : 縦7.2cm x 幅10cm
SOLD 母岩 : 16.5cm x 24cm
価格 : ¥49,800 (税込¥53,784)
特記 : 胴体7cm、翅をあわせた幅が10cmと、こちらも小さくないトンボの化石です。
全体的にコントラストが薄いためか、表面にコーティング材塗布によりハイライト化されていますが、部位の欠損を隠すようなものではなく、全体が保存された標本です。母岩の帯状の色のコントラストも相まって、哀愁を帯びたプレートとなっており、床の間に飾れるような和風テイストに溢れています。