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Linnarssonia / リンナルッソニア

Linnarssonia (リンナルッソニア)は、カンブリア紀に生息していた腕足動物の一種です。Lingulata綱 (舌殻綱)、Acrotretida目、Acrotretoidea超科に属します。現生の腕足動物の代表であるシャミセンガイもこの綱に属しています。底などに固着し、触手による濾過摂食を行っていました。世界中のカンブリア紀の地層から産出し、このシンスク層では最も数多く産出する化石です。

Linnarssonia rowelli
リンナルッソニア ロウェリイ
【SNB-001】
カンブリア紀前期
Botomian, Sinsk Formation
Lena River, Yakutia, Siberia
詳細写真 Russia
本体 : 縦0.9cm x 幅1cm
SOLD 母岩 : 4.5cm x 5cm
価格 : ¥12,300 (税込¥13,284)
特記 : シンスク層からの最も代表的な化石がこの腕足類です。
数ミリ程度の同様の姿をしたものも多いですが、この個体は1cmほどの十分な大きさがあるものです。保存状態も良く、表面の細かな文様もはっきりと観察できます。ツメタガイに開けられたかのような小さな穴があり、まるで打ち上げ貝のようですが、れっきとしたカンブリア紀初期の地層からの標本です。