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Kimberella / キンベレラ

Kimberella (キンベレラ)は、エディアカラ生物群を代表する種類です。かつてはクラゲの仲間という説が大半でしたが、現在では軟体動物の一種とされています。背中にタカラガイのような殻を持っていたようですがそれは石灰質ではなく、化石にこの部分そのものが鉱物置換されて残ることはありません。殻は数センチから15cmに達するものも見つかっています。近くに引っ掻き痕が残る化石もあることから、硬質の摂食用の部位があったとも考えられています。オーストラリア、インドなどからも産出しますがそれらは稀少なものであるのに対し、ロシア・白海地域からは比較的多数産出します。

Kimberella quadrata
キンベレラ クアドラータ
【VKM-017】
先カンブリア時代/ヴェンド紀
Yorga Formation, Kimberella Layers
Erga stream, Winter Coast, White Sea
詳細写真 Arkhangelsk region, Russia
本体 : 縦1.4cm x 幅1.3cm
SOLD 母岩 : 4cm x 3.5cm
価格 : ¥39,800 (税込¥43,780)
特記 : こちらもキンベレラの全体像が保存された標本、2025年入荷品です。
母岩割れはありません。こちらも大きな個体ではありませんが、キンベレラの特徴をしっかり観察することができます。凹んだ中央部には斑点のようなものが残り、もしかするとキンベレラの別種の可能性もあるとのことです。
Kimberella quadrata
キンベレラ クアドラータ
【VKM-016】
先カンブリア時代/ヴェンド紀
Yorga Formation, Kimberella layers
Erga stream, Winter Coast, White Sea
詳細写真 Arkhangelsk region, Russia
本体 : 縦2.1cm x 幅1.0cm
SOLD 母岩 : 4.5cm x 4.5cm
価格 : ¥74,800 (税込¥82,280)
特記 : キンベレラの全体がきれいに保存された標本、2025年入荷品です。
母岩割れはありません。大きな個体ではありませんが、キンベレラの特徴をすべて兼ね備えています。中央部に凹みがあるなど立体感がある上、紡錘形の先には引っ掻いた跡かと言われている痕跡も残ります。