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Asaphus punctatus / アサフス プンクタトゥス (プンクタータス)

Asaphus punctatus (アサフス プンクタトゥス)は、記載されている20種類以上のAsaphus (アサフス)の中でも最も多く産出する種類の一つで、ロシア産オルドビス紀三葉虫の代表的な種類に数えられています。眼軸は頑強で長めに発達し、縦長の美しくバランスのとれた体は成長に伴い様々な大きさとなり、3cmほどの小さなものから6-7cmの平均的サイズ、そして時に10cmを超えるような大きさに達することもあります。

Asaphus punctatus
アサフス プンクタトゥス
【APN-050】
オルドビス紀中期
Asery Level
Mga River
詳細写真 St.Petersburg region, Russia
本体 : 縦8.1cm(直線測定) x 幅5.0cm
母岩 : 9cm x 7.5cm
価格 : ¥29,800 (税込¥32,780)
特記 : 平均より一回り大きな個体、2024-25年の新作標本です。
母岩割れはありません。全体的にかなりずっしりとした印象です。左眼下や頭部前方右などに少し補填があります。頭胸部右側が少し押されていますが、左右扁平はそこまで気にならないかと思います。胸部前方両端なども少し押されているようで全体的に波打っていてグロテスク感も漂っています。この辺は大きな個体でならではの自然の産物という感じでしょうか。その点完璧な個体に比べて価格は一段抑えられていますが、大きな個体である印象は実物ではかなり伝わってきて存在感があります。
Asaphus punctatus
アサフス プンクタトゥス
【APN-051】
オルドビス紀中期
Asery Level
Mga River
詳細写真 St.Petersburg region, Russia
本体 : 縦7.0cm(直線測定) x 幅4.2cm
SOLD 母岩 : 7cm x 8cm
価格 : ¥29,800 (税込¥32,780)
特記 : ちょうど平均サイズの個体、2024-25年の新作標本です。
中央縦に母岩割れがありますがうまく処理させておりほとんど分かりません。体全体のひび割れのようなものは置換鉱物の模様です。尾板左下および両眼根元付近に少し補填があります。ただ全体を通して状態はかなり良く、拡大写真のように端の表面には筋のような模様まで残ります。左右扁平や圧縮変形などもありません。この種の平均サイズの教科書的な品質の標本です。
Asaphus punctatus
アサフス プンクタトゥス
【APN-052】
オルドビス紀中期
Asery Level
Mga River
詳細写真 St.Petersburg region, Russia
本体 : 縦6.9cm(直線測定) x 幅4.3cm
母岩 : 9.5cm x 7cm
価格 : ¥24,300 (税込¥26,730)
特記 : こちらもほぼ平均サイズの個体、2024-25年の新作標本です。
見た目が通常とあまりに異なるため、半分興味本位で仕入れてみました。現地工房によるとこの状態のものはこの産地に特有のもので、おそらくは川の近くならではの地質によるものだろうとのことでした。色は茶色と白っぽい部分が交錯していますがそれは色だけであり、表面状態は滑らかで通常のものと特に違いはありません。胸部と尾板の境目に横方向に母岩割れがあります。補填は右眼根元など若干は見られるものの全体を通して予想外にあまりありません。また全体が少し右側が押されていますが、こちらもそれほど大きくなくさほど気にならないかと思います。ただ全体を通してキャラメル色均一のものに比べて見栄えが悪いため、価格は抑えられています。最近はこれまでの産地の掘りやすい部分が枯渇してきたため、この辺の新しい産地も掘られるようになってきました。この標本もその新しい産地を見た目で示す、最近の新作標本ならではの標本となっています。