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ロシア産三葉虫

三葉虫は、古生代 (約5.7億年前〜2.45億年前) に地球上に繁栄していた節足動物です。約3億年に渡って様々な形態に進化し、全体で1万を超える種を有していましたが、恐竜が現れる中生代を前にしてすべて絶滅してしまいました。

キャラメル色が美しいロシア産オルドビス紀三葉虫は、美しい古都サンクトペテルブルグから東のVolkhov River周辺のオルドビス紀中期 (約4.5億年前) の地層から産出したもので、生きていた時のexoskeleton (外骨格)がcalcite (方解石) に置換し、化石として現在まで保存されたものです。そのキャラメル色の本体と、白っぽい母岩のコントラストが美しく、またサイズも数cmから15cmほどと三葉虫としては大型で、世界的に最も人気がある三葉虫の一つであり、世界中にたくさんのコレクターが存在することでも有名です。

また、国土の広いロシアからは、オルドビス紀からのキャラメル色の三葉虫以外にも、シベリアのカンブリア紀前期からの最も古い部類の三葉虫や、ヴォルガ川近くの石炭紀からのまるで白磁器のような美しいものが、特に有名です。

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