トップページ > 販売リスト > モロッコ産三葉虫 > Morocops (モロコプス)

Morocops / モロコプス

Morocops (モロコプス)は、元々モロッコのAssaから産出する全身を粒に覆われたファコプスの一種として知られていましたが、2000年代に入ってから新属として提唱されてファコプスから正式に分けられるようになりました。当然ながらPhacopida (ファコプス目)の中のPhacopina (ファコプス亜目)、Phacopoidea (ファコプス超科)、Phacopoidae (ファコプス科)に属します。現在ではM.spiniferやovatusなど数種類が提唱されて細かく分けられています。

※ モロコプスと考えられるものでも以前ファコプスとして入ってきたものはこちらに掲載されています。

Morocops sp.
モロコプスの一種
【MRP-001】
デボン紀中期
Assa area
Atlas Mountains
詳細写真 Morocco
本体 : 5.7cm x 幅2.7cm & 幅2.2cm
SOLD 母岩 :
価格 : ¥58,400 (税込¥64,240)
特記 : ハミー氏からのAssa産の粒々ファコプス、今回からモロコプスとして入って来ましたので正式にファコプスから分けての登場です。
真っすぐ伸びた個体と完全防御姿勢で丸まった個体が同時に載るナチュラルダブルプレートです。母岩は少しやわらかいのか途中で外れたものを接着した跡が複数見られます。もちろん本体への補填や着色は一切ありません。全体的に右側が母岩のもろさの影響が出ており右眼や頭胸部に少しダメージはあるものの、この辺は自然の産物のために仕方ないでしょう。真っすぐの個体はサイズもあり頑強さがあるのに対し、丸まっている個体はそれに対して少し小ぶりで可愛らしい雰囲気すらあります。目の幅などを見ても両者は少し違いが見られるため、もしかすると互いに違う種類かもしれません。この産地ではある程度複数がまとまって出ることも多いようで、この標本はそれを象徴するかのようなナチュラルマルチとなっています。