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Nileus / ニレウス

非常に単純な丸っぽい体に愛嬌のある大きな眼を持ち、その丸まった姿がアルマジロに似ているということで学名が付いている種(Nileus armadillo/ニレウス アルマジロ)までもいる、ロシア産オルドビス紀三葉虫の中でも人気の高いのがこのNileus (ニレウス)です。この種類も、他の多くのロシア産オルドビス紀三葉虫と同様に、Asaphida (アサフス目)に属しますが、Cyclopygoidea (キクロピゲ超科)のNileidae (ニレウス科)に属しており、その意味ではロシア産オルドビス紀三葉虫のほとんどがAsaphidae (アサフス科)に属していることを考えれば、かなり珍しい存在かもしれません。

このCyclopygoidea (キクロピゲ超科)は、イギリスのオルドビス紀の地層から産出するCyclopyge(キクロピゲ)やDegamella (デガメラ)などが有名ですが、これらの仲間は海岸から遠い深い海の中に生息していたと考えられ、それ故にわずかな光でも探知できるように、体の割に眼が大きいとされています。

この地域のNileusには、N.armadillo (N.アルマジロ)の他に、N.exarmatus (N.エクサルマトゥス)、N.depressus (N.デプレスス)が登録され、同じ地層帯に属するバルト海地域には他にも数種類いるとされていますので、今後商業的にもこれらの名前の付いた標本が出てくるかもしれません。

Nileus armadillo
ニレウス アルマジロ
【NIL-006】
オルドビス紀前期
Kunda Level
Putilovo Quarry
詳細写真 St.Petersburg region, Russia
本体 : 一周4cm, 幅1.8cm
SOLD 母岩 : -
価格 : ¥28,400 (税込¥30,672)
特記 : 完全防御姿勢で丸まっている、ちょうど平均サイズのかわいらしい個体です。
尾部二カ所および右胸部端に補填があるものの、どれも1-2mm程度の非常にわずかなスポットのみです。表面状態も大変美しく、生きている時の筋肉や腱の痕を言われている茶色の斑点も体全体で観察できる、大変良質な標本です。