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Pliomera / プリオメラ

Pliomera (プリオメラ)は、Asaphus (アサフス)などほとんどのロシア産オルドビス紀三葉虫がAsaphida (アサフス目)である中、Phacopida (ファコプス目)に属する珍しい存在です。そのorder (目/もく)の中でも、Cheirurina (ケイルルス亜目)のPliomeridae (プリオメラ科)に属するため、Paraceraurus (パラセラウルス)などのこの産地の他のPhacopida (ファコプス目)からも少し離れた存在です。たくさんの節を持つ胸部に、この種の最大の特徴である細かく刻まれた溝を持つ尾板は、このPliomera (プリオメラ)がこの産地でいかに珍しい存在かを示しているようです。

ロシア産オルドビス紀では、このPliomera (プリオメラ)に属するものは、Pliomera fischeri (プリオメラ フィシェリ)の1種のみです。世界の他の産地でのこのPliomeridae (プリオメラ科)に属する種類は、スペインやポルトガル, イギリスなどのオルドビス紀の地層から産出するPlacoparia (プラコパリア)が有名で、胸部や尾板の溝が深いこと以外はロシア産Pliomera (プリオメラ)とそっくりです。

Pliomera fischeri
プリオメラ フィシェリ
【PMF-020】
オルドビス紀前期
Kunda Level
Voibokalo Quarry
詳細写真 St.Petersburg region, Russia
本体 : 幅2.8cm
SOLD 母岩 : -
価格 : ¥34,200 (税込¥37,620)
最大級の個体が防御姿勢をとって完全に丸まった姿勢の標本です。
補填補修は一切ありません。この種類の丸まった標本でたまにある、化石化により中が空洞になって表面が陥没している箇所もありません。地中での変形も感じることはありません。丸まった標本は採掘所に落ちているものを採取することが多く、この標本も右側が少し露出していたようで若干の擦れはあります。しかしこの種最大級の個体が防御姿勢を取って完全に丸まっているこの存在感と品質は圧倒的で、おそらく年単位で探しても出会うことができないようなトップクラスの見事な標本に間違いありません。
Pliomera brevicapitata
プリオメラ ブレヴィカピタタ
【PMF-019】
オルドビス紀前期
Kunda Level
Voibokalo Quarry
詳細写真 St.Petersburg region, Russia
本体 : 幅2.8cm
SOLD 母岩 : -
価格 : ¥35,400 (税込¥38,940)
あまり聞き慣れないプリオメラの種類の、大きさのある個体が完全防御姿勢をとっている標本です。
見かけは通常のものとあまり変わりませんが、産出は通常のものより一段下の地層からのものです。頭部幅が広め、頭部の溝などにも若干の違いがあるとされています。それらを差し置いても、この個体はかなり大きなサイズのもので、しかも完全に丸まっている上に内部が空洞化することによってできる表面の凹みもなく、完全防御姿勢の標本としてもかなり良いものです。頭部などに若干擦れはあるものの補填は右眼付近など一部にとどまっています。同じような通常のプリオメラをご所有の方は比較して観察するのも興味深いかもしれません。
Pliomera fischeri
プリオメラ フィシェリ
【PMF-017】
オルドビス紀前期
Kunda Level
Voibokalo Quarry
詳細写真 St.Petersburg region, Russia
本体 : 縦4.6cm(直線測定) x 幅2.3cm
SOLD 母岩 : 7.5cm x 7.5cm
価格 : ¥29,800 (税込¥32,780)
ちょうど平均的サイズ個体のほぼ真っ直ぐに伸びた美しい標本です。
頭部中央の割れや眼付近にわずかに補填、また胸部中央の荒れにも表面をなでる補填がありますが、その量は非常に少なく、全体としても1-2%ほどの良品です。若干波打った体勢のために真っ直ぐに伸びればもう少し大きく感じる個体で、地中でのつぶれや変形もほぼありません。この種類の典型的な大きさと姿の良質な標本です。