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ブンデンバッハ産ウミユリ

デボン紀前期 (約3億9000万年前)のこのブンデンバッハ化石の中で、ヒトデと並んで有名なものはこのウミユリです。ウミユリはEchinoderms/棘皮動物の中のCrinoidea (ウミユリ綱/Crinoids)に属し、その一部は現在でも主に深海などに生息しています。

この産地からのウミユリは非常に多種多様で、全部で30属60種以上と言われています。特にこの産地のウミユリは当時の海底の様子をそのまま保存した状態で見つかり、集団でクラスターを形成しているものや、海底や動物の死骸に付着している様子まで知ることができます。

Taxocrinus stuertzi
タクソクリヌス ステルツィ
【BBC-005】
デボン紀前期
Hunsrück Shale
Bundenbach
詳細写真 Germany
本体 : 縦19.5cm(直線測定), 冠部幅2.8cm
SOLD 母岩 : 23.5cm x 14cm
価格 : ¥32,400 (税込¥34,992)
特記 : 代表的種類の大きな個体の、立派な冠部から長い茎までがきれいに保存された標本です。
イソギンチャクのような特徴的な長い触手のその一本一本、そしてこちらもこの種類の特徴である非常に長い茎の大部分も丁寧に剖出されています。長い間現地のコレクターの元にあったオールドコレクションからの上位標本です。
Rhadinocrinus nanus
ラディノクリヌス ナヌス
【BBC-004】
デボン紀前期
Hunsrück Shale
Bundenbach
詳細写真 Germany
本体 : 縦10cm(直線測定) x 幅4.5cm
SOLD 母岩 : 24.5cm x 18.5cm
価格 : ¥17,524 (税込¥18,400)
特記 : 比較的大きな種類なため、単体プレートながら十分に見応えがあります。
イソギンチャクが獲物を捕らえた時のように、触手を少し丸めた状態での保存です。冠部分はサンドブラスータにて特に丁寧に剖出されていますので、触手の枝分かれ部分などの細かい組織をはっきりと観察することができます。この産地ならではの、薄く劈開した黒く美しい割れのない一枚岩のプレートで、きれいに長方形に切り出されているところもさらにその美しさを際立たせています。
Taxocrinus stuertzi
タクソクリヌス ステルツィ
【BBC-003】
デボン紀前期
Hunsrück Shale
Bundenbach
詳細写真 Germany
本体 : 総延長約20cm, 冠部2.4cm
SOLD 母岩 : 20cm x 16.5cm
価格 : ¥27,048 (税込¥28,400)
特記 : イソギンチャクのような軟らかい触手をたくさん持つ、代表的なブンデンバッハのウミユリの標本です。
このプレートは、その触手の部分から、長い茎、そして岩に張り付いていたと思われる根のような組織まで残されており、体全体が見事に保存された大変貴重な標本です。

※ 当標本とみられる化石が、他店で低価格にて掲載されているとの情報をお客様よりお問い合わせ頂きました。もちろんこの標本につきましても、当店が現地ドイツより直接仕入れましたものを販売させて頂き、2011年12月に日本国内の方にお買い求め頂きまして、現在売約済みのものとなります。なお、この標本の品質につきましては、当店がドイツより仕入れました際に確認させて頂きましたが、品質はトップクラスの本物の化石であり、自信を持ってご提供させて頂いたものとなります。当店が他店より仕入れましたものをあたかも転売しているかのような印象を与えてしまいましたこと、お問い合わせのお客様および皆様にお詫び申し上げます。もちろん当店におきましては、今後とも現地より仕入れましたものだけを直接輸入販売させて頂きますので、どうかご安心下さい。また、過去にも同様なケースが複数確認されておりますため、もしまた何かございましたら、sales@ffstore.net宛まで是非ご一報下さい。