ブンデンバッハ産ウミユリ
デボン紀前期 (約3億9000万年前)のこのブンデンバッハ化石の中で、ヒトデと並んで有名なものはこのウミユリです。ウミユリはEchinoderms/棘皮動物の中のCrinoidea (ウミユリ綱/Crinoids)に属し、その一部は現在でも主に深海などに生息しています。
この産地からのウミユリは非常に多種多様で、全部で30属60種以上と言われています。特にこの産地のウミユリは当時の海底の様子をそのまま保存した状態で見つかり、集団でクラスターを形成しているものや、海底や動物の死骸に付着している様子まで知ることができます。
※ 当標本とみられる化石が、他店で低価格にて掲載されているとの情報をお客様よりお問い合わせ頂きました。もちろんこの標本につきましても、当店が現地ドイツより直接仕入れましたものを販売させて頂き、2011年12月に日本国内の方にお買い求め頂きまして、現在売約済みのものとなります。なお、この標本の品質につきましては、当店がドイツより仕入れました際に確認させて頂きましたが、品質はトップクラスの本物の化石であり、自信を持ってご提供させて頂いたものとなります。当店が他店より仕入れましたものをあたかも転売しているかのような印象を与えてしまいましたこと、お問い合わせのお客様および皆様にお詫び申し上げます。もちろん当店におきましては、今後とも現地より仕入れましたものだけを直接輸入販売させて頂きますので、どうかご安心下さい。また、過去にも同様なケースが複数確認されておりますため、もしまた何かございましたら、sales@ffstore.net宛まで是非ご一報下さい。