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Bundenbach fossils / ブンデンバッハ化石

ブンデンバッハ化石は、ドイツ西部のデボン紀前期 (約3億9000万年前)のHunsrück Shale (フンスリュック頁岩)から産出する化石群です。非常に滑らかで薄く劈開(へきかい)する黒いslate (スレート/粘板岩)には、時には三葉虫の触角や脚など軟体部までも保存されていることがあり、この産地はいわゆるLagerstätten (ラーゲルシュテッテン/非常に保存状態の良い化石の産地)の一つに数えられています。

なお、この産地は、ローマ帝国の時代より屋根瓦としてのslate (スレート/粘板岩)の産地として、非常に長い間採掘が行われてきましたが、現在では特定の学術調査以外の採掘は終了しており、市場に出回るこの産地の化石は過去に採取されたもののみとなっています。