Bristolia / ブリストリア
Bristolia (ブリストリア)は、Redlichiida (レドリキア目)の中のOlenellina (オレネルス亜目)に属し、カンブリア紀前期から中期に生きた最も初期の三葉虫の種類の一つです。Olenellus (オレネルス)やPeachella (ペチェラ/ピアチェラ)などこの亜目の種と同様、この時代の三葉虫らしく平坦な体であり、顔線 (facial suture)がない特徴的な半円状の頭部に三日月状の眼、たくさんの胸部節にとても小さな尾板を持ちます。しかしこのBristolia (ブリストリア)は何と言っても、頭部の前方から出ているように見える長い頬棘が特徴であり、種類によってはそれはまるで悪魔の姿かのようです。
Bristolia (ブリストリア)は、そのほとんどはアメリカ・カリフォルニアおよびネバダ州からのもので、Carrara層、Latham Shale層、Pioche Shale層がその産出層です。B.insolens (ブリストリア インソレンス)のような印象的な頭部を持つ種類では、その人気から頭部のみでも市場に流通することも多くなっていますが、その完全体は大変産出が少なく、米カンブリア紀を代表する稀少種に数えられています。
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Bristolia insolens | |
| ブリストリア インソレンス | ||
| 【BRS-001】 | ||
| カンブリア紀前期 | ||
| Pioche Shale | ||
| Nevada | ||
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USA | |
| 本体 : | 幅4.5cm(頬棘含めず2.2cm幅) | |
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母岩 : | 9.5cm x 9cm |
| 価格 : | ￥8,300 (税込￥8,964) | |
| 特記 : | 稀少種の頭部のみの部分標本です。 | |
| 写真の通り、頬棘先まで残る見事な保存状態です。悪魔のような特徴的な姿を細部まで観察できる良質な部分化石標本です。 | ||
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Bristolia cf. mohavensis | |
| ブリストリア モハヴェンシス | ||
| 【BRS-002】 | ||
| カンブリア紀前期 | ||
| Latham Shale | ||
| California | ||
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USA | |
| 本体 : | 縦1.8cm x 幅1.2cm(頬棘含まず) | |
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母岩 : | 9cm x 7cm |
| 価格 : | ￥56,400 (税込￥60,912) | |
| 特記 : | 稀少種の、稀に見る見事な保存状態の標本です。 | |
| 写真の通り、両頬棘から、肋棘、尾棘までしっかりと残っています。かつては Olenellus mojavensis (O.モジャベンシス)という学名だったため、この表記で市場に出ることもあるようです。なお、この標本の種名についてははっきりと同定できないものの、mohavensis近いということで、"cf"付きの表示となっています。そのため、この標本の種類がどのくらいの長さの尾棘を持っていたのかなど不明な点もありますが、大変産出量が少ない種類の標本としては、間違いなくトップクラスの標本です。 | ||
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Bristolia anteros | |
| ブリストリア アンテロス | ||
| 【BRS-003】 | ||
| カンブリア紀前期 | ||
| Latham Shale | ||
| California | ||
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USA | |
| 本体 : | 幅3.3cm(頬棘含めず1.9cm幅) | |
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母岩 : | 12cm x 10cm |
| 価格 : | ￥6,700 (税込￥7,236) | |
| 特記 : | こちらはさらに稀少なBristoliaの種類の、頭部のみの部分標本です。 | |
| 珍しい五角形の特徴的な頭部が印象的な、なかなか産出しない種類の立派な部分化石標本です。 | ||
