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北米産三葉虫

三葉虫は、古生代 (約5.7億年前〜2.45億年前) に地球上に繁栄していた節足動物です。約3億年に渡って様々な形態に進化し、全体で1万を超える種を有していましたが、恐竜が現れる中生代を前にしてすべて絶滅してしまいました。

北米大陸はその広大な地域から、カンブリア紀からペルム紀に至る古生代のすべての時代に至るまで、たくさんの種類が産出します。特に、ロッキー山脈およびその周辺からは有名なカナダ・バージェス頁岩や、世界中で最も有名な三葉虫の一つElrathia kingii (エルラシア キンギイ)に代表されるようなユタやカリフォルニアのカンブリア紀もの、中部オハイオやインディアナから北東部ニューヨークやカナダ・オンタリオにかけてのCalymene (カリメネ)やIsotelus (イソテルス)が代表するようなオルドビス紀やシルル紀もの、アメリカ北東部を中心に産出する見事な複眼を持つPhacops (ファコプス)やロシア産のような質感で美しい南部オクラホマ産のデボン紀のものなどが、この地域の有名な代表的な三葉虫です。