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Hoekaspis / ホエカスピス

Hoekaspis (ホエカスピス)は、Asaphida (アサフス目)の中のAsaphoidea (アサフス超科)、Asaphidae (アサフス科)に属します。その姿と大きさがほとんど同じことから分かるように、ロシア産オルドビス紀の地層から数多く産出するAsaphus (アサフス)と同じ仲間です。

南米・ボリビアからは様々な種類の三葉虫が産出しますが、そのほとんどはデボン紀からのものであり、それより古いオルドビス紀のものはそれほど種類がないようです。このHoekaspis (ホエカスピス)は、そのボリビア産オルドビス紀三葉虫の最も代表的な種類であり、実際に1980年代頃までは現地の代表的なお土産として、ノジュール/団塊を割ったままの状態で普通に売られていたものでした。しかしながら現在では新規採取がほぼなく、市場に出回ることもほとんどなくなり、珍しい三葉虫の種類の一つになりつつあります。Hoekaspis yahuari, metacensis, mosops, megacanthaなど数種類が確認されているようですが、実際には他にも形状が異なりここに分類できないもの多いようです。

Hoekaspis sp.
(ホエカスピスの一種)
【BVH-001】
オルドビス紀
詳細写真 Bolivia (ボリビア)
本体 : 縦9cm(直線測定) x 幅5cm
SOLD 母岩 : 11cm x 9cm
価格 : ¥9,800 (税込¥10,584)
特記 : 細長いタイプの十分なサイズの個体、ノジュール(団塊)を割ったままの完全無補修標本です。
30年以上前に買い集められたオールドコレクションからのものです。残念なことに尾板の先端がわずかに欠けはありますが、それ以外は全体が保存されています。頭部も右頬は確認でき、左頬も母岩の中にまだ埋まっている可能性があります。ここ10年くらいはこの種類のこのクラスの標本を探してもほとんど市場に出ておらず、今では貴重な標本となっています。
Hoekaspis sp.
(ホエカスピスの一種)
【BVH-002】
オルドビス紀
詳細写真 Bolivia (ボリビア)
本体 : 縦9cm(直線測定) x 幅5.2cm
SOLD 母岩 : 9cm x 5.2cm
価格 : ¥18,400 (税込¥19,872)
特記 : こちらも細長いタイプの十分なサイズの個体、ノジュール(団塊)を割ったままの完全無補修のポジネガ(凸凹)標本です。
30年以上前に買い集められたオールドコレクションからのものです。頭部および尾板の周辺は若干摩耗により減ってしまっていますが、それでも体全体が保存されている貴重な標本です。欠損していることも多い頭部の両頬もしっかり確認できます。ここ10年くらいはこの種類のこのクラスの標本を探してもほとんど市場に出ておらず、今では貴重な標本となっています。
Hoekaspis sp.
(ホエカスピスの一種)
【BVH-003】
オルドビス紀
詳細写真 Bolivia (ボリビア)
本体 : 縦13cm(直線測定) x 幅9.7cm
SOLD 母岩 : 14cm x 12.5cm
価格 : ¥18,400 (税込¥19,872)
特記 : こちらは幅広大型タイプの種類、立派な個体のノジュール(団塊)を割ったままの完全無補修標本です。
30年以上前に買い集められたオールドコレクションからのものです。残念なことに尾板に若干欠けがあるものの、こちらも体全体が保存されている貴重な標本です。頭部にはhypostoma(唇)の痕跡も見られ、両頬も頬棘先端までしっかり残っています。大型化の傾向のある幅広タイプの種類ですが、それでも13cmもの大きさの個体は多くありません。ここ10年くらいはこの種類のこのクラスの標本を探してもほとんど市場に出ておらず、今では貴重な標本となっています。