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Cedaria / セダリア

アメリカ西部・ユタ州の中西部に位置するHouse Rangeは、良質なカンブリア紀の化石が産出する世界的な産地です。その中のWeeks Formation (ウィークス層)は、主にカンブリア紀後期の地層であり、この地層からの最も代表的な三葉虫がこのCedaria minor (セダリア マイナー)です。

Cedaria (セダリア)は、Ptychopariida (プティコパリア目)のPtychoparioidea (プティコパリア超科)の中に、Cedariidae (セダリア科)という独自の科に属しています。この科自体にはいくつも種類はいませんが、そもそもこの超科の代表種がElrathia (エルラシア)ですので、全体的な姿は容易に想像できますね。

Cedaria minor
セダリア マイナー
【CDM-003】
カンブリア紀中期
Weeks Formation
Millard County, Utah
詳細写真 USA
本体 : 1.1x0.8 & 1x0.7cm
SOLD 母岩 : 8cm x 9cm
価格 : ¥9,800 (税込¥10,780)
特記 : ちょうど平均サイズの個体が2体載ったプレートです。
母岩に亀裂はあるものの本体には影響ありません。載っている2体のうち、一方は表向き、もう片方は裏向きです。裏向きの方は両頬が欠損しているため、もしかしたらもう一方の抜け殻だったりするかもしれませんね。残念ながら表を向いている方も右頬を含む右側が損傷しておりそれ故にこの価格ですが、左側はきれいに保存されており、裏向きのものと含めてプレート全体ではこの種の特徴を十分に観察できるプレートとなっています。
Cedaria minor
セダリア マイナー
【CDM-004】
カンブリア紀中期
Weeks Formation
Millard County, Utah
詳細写真 USA
本体 : 縦1.1cm x 幅1.0cm
SOLD 母岩 : 11cm x 8cm
価格 : ¥6,400 (税込¥7,040)
特記 : ちょうど平均サイズの個体です。
母岩割れはありません。体全体が保存されている平均サイズの小さくない個体ですが、残念ながら左眼の凸部が欠損しておりこの価格になっています。もちろんそれ以外は完全ですので、この種の特徴を知るには十分の標本です。