Cnemidopyge / クネミドピゲ
Cnemidopyge (クネミドピゲ)は、Asaphida (アサフス目)のTrinucleioidea (トリヌクレウス超科)、Raphiophoridae (ラフィオフォルス科)に属します。この科に属する仲間は、Ampyx (アンピクス)やLonchodomas (ロンコドマス)がその代表で、その非常に長い頬棘、それに比べると小さな胸部と尾板、そして眼が見当たらない特徴的な頭部の先には、驚くべき非常に長い角のような突起があり、一目でこの科の種類であることが分かります。
イギリス産のCnemidopyge (クネミドピゲ)は、市場でも比較的目にする種類ですが、そのほとんどが特徴的な頭部先および両頬からの棘が欠けたものです。採掘者によるとそれらが残るものは非常に稀だそうです。