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Drepanophycus / ドレパノフィクス

Drepanophycus (ドレパノフィクス)は、現生のヒカゲノカズラ類 (lycophyte/小葉植物)の中の、シルル紀後期からデボン紀後期まで生息したDrepanophycales (ドレパノフィクス目)、Drepanophycaceae (ドレパノフィクス科)に属します。この科に属するもう一つがBaragwanathia (バラグワナシア)です。Baragwanathia (バラグワナシア)まで長くないものの、茎の表面から出る針状の葉(microphylls)が特徴の一つです。

ポーランド中南部キェルツェ近くのŚwiętokrzyskie山脈は、ヨーロッパでも有数の非常に古い山脈です。この山脈のシルル紀後期の地層からは、クックソニアを始めとした最初期陸上植物化石が見つかっています。

Drepanophycus sp.
ドレパノフィクスの一種
【DPH-001】
シルル紀後期
Ludlowian/Pridolian
Nowa Słupia, Kielce region
詳細写真 Poland
本体 : 縦1.2cm x 幅0.3cm
母岩 : 2cm x 3cm
価格 : ¥12,300 (税込¥13,530)
特記 : Baragwanathia (バラグワナシア)と並んで最初期のヒカゲノカズラ類、特徴的な針のような構造も表面に見て取れます。
母岩割れはありません。この時期の最も初めの陸上植物はどれも小さく、これも細かい部分までは拡大して観察する必要がありますが、この地域から採れるBaragwanathia (バラグワナシア)と異なる様子は肉眼でもはっきり分かります。こちらも非常に希少でなかなか採れないそうです。