Fallotaspis / ファロタスピス
Fallotaspis (ファロタスピス)は、最古の三葉虫を含む最も古い時代の三葉虫の属で、シベリアではProfallotaspisが最古、北米と北ヨーロッパを含むローレンシアでも最も古いのグループにProfallotaspisやAmplifallotaspis、モロッコでもEofallotaspisが2番目に古い三葉虫となっています。Redlichiida (レドリキア目)の中のOlenellina (オレネルス亜目)、Fallotaspidoidea (ファロタスピス超科)、Fallotaspididae (ファロタスピス科)に属します。
Fallotaspis (ファロタスピス)は、顔線 (facial suture)のない半円状の頭部に三日月状の眼、細長い胸部に多数の節にとても小さな尾板と、典型的な最も古い時代の三葉虫の特徴に加え、胸部前方から大きく発達した肋棘を持つものもいます。