Kainops / カイノプス
Kainops (カイノプス)は、Phacopida (ファコプス目)の中のPhacopina (ファコプス亜目)、Phacopoidea (ファコプス超科)、Phacopoidae (ファコプス科)と、典型的なファコプスの仲間です。代表的な産地である北米の他からも、チェコやオーストラリアなどからも産出します。北米からのKainops (カイノプス)は、K. invius (カイノプス インヴィウス)、同じく米オクラホマ州のデボン紀前期のHaragan Fm.(ハラガン層)からのK. raymondi (カイノプス レイモンディ/ライモンディ)が最も代表的な種です。
※ 米オクラホマ州からのKainops raymondi (カイノプス レイモンディ/ライモンディ)とPaciphacops campbelli (キャンベリ/カンプベリィ)は見た目が非常に似通っていますが、複眼を詳しく観察すると、Kainops (カイノプス)は縦一列に6から7個に対し、Paciphacops (パシファコプス)は3から4個で、これによりPaciphacops (パシファコプス)の方が体に対する目の割合が小さくなり、両種は比較的簡単に見分けることができます。
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Kainops raymondi | |
| カイノプス レイモンディ | ||
| 【KAI-004】 | ||
| デボン紀前期 | ||
| Haragan Formation | ||
| Clarita, Coal County, Oklahoma | ||
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USA | |
| 本体 : | 縦3.8cm(背周り4.2cm) x 幅1.7cm | |
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母岩 : | 4.5cm x 5cm |
| 価格 : | ￥4,381 (税込￥4,600) | |
| 特記 : | 完全に真っすぐに伸びた、平均サイズの個体です。 | |
| 母岩割れの接着がありますが、樹脂による補填等もない、両眼複眼の様子がはっきり観察できる標本です。母岩に継ぎ足しがあり、最後の写真のようにディスプレーにも最適です。 | ||
