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Kochaspis / コカスピス

Kochaspis (コカスピス)は、Ptychopariida (プティコパリア目)、Ptychopariina (プティコパリア亜目)、Ptychoparioidea (プティコパリア超科)、Ptychopariidae (プティコパリア科)に属します。Kochina (コキナ)、Piochaspis (ピオカスピス)などがこの科の種類です。全体としては同超科のElrathia (エルラシア)の特徴を持ち合わせているものの、20以上の体節を持つ種類がいるように、胸部が極端に長いことが最大の特徴です。

Kochaspis (コカスピス)は、19世紀後半にはワルコット博士によって提唱されており、米ネバダ州やモンタナ州の他、メキシコでも見つかっています。ただ最近この属の見直しが進められており、一部はKochiella (コキエラ)として分類され直されているものもあります。

Kochaspis sp.
コカスピスの一種
【KCH-001】
カンブリア紀中期
Red Pass Limestone
Paranaghat Mountains, Nevada
詳細写真 USA
本体 : 縦1.2cm x 幅0.9cm
SOLD 母岩 : 8cm x 10cm
価格 : ¥24,800 (税込¥27,280)
特記 : 非常に珍しい種類の完全体標本です。
欠けなど一切ありません。それをブラスターにより完璧に剖出しています。母岩割れもありません。この種類は小さいながら極めて稀にしか産出しないそうです。