Kochaspis / コカスピス
Kochaspis (コカスピス)は、Ptychopariida (プティコパリア目)、Ptychopariina (プティコパリア亜目)、Ptychoparioidea (プティコパリア超科)、Ptychopariidae (プティコパリア科)に属します。Kochina (コキナ)、Piochaspis (ピオカスピス)などがこの科の種類です。全体としては同超科のElrathia (エルラシア)の特徴を持ち合わせているものの、20以上の体節を持つ種類がいるように、胸部が極端に長いことが最大の特徴です。
Kochaspis (コカスピス)は、19世紀後半にはワルコット博士によって提唱されており、米ネバダ州やモンタナ州の他、メキシコでも見つかっています。ただ最近この属の見直しが進められており、一部はKochiella (コキエラ)として分類され直されているものもあります。