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Kymataspis / キマタスピス

Kymataspis (キマタスピス)は、Ptychopariida (プティコパリア目)の中のPtychopariina (プティコパリア亜目)、Ellipsocephalidae (エリプソセファルス科)に属します。この科の種類は最も初期の三葉虫の一つで、眼もほとんど目立たず、装飾的な突起や棘はほとんどの種類でほぼなく、非常に単純な体を持つことが特徴です。チェコ・ボヘミアのカンブリア紀の地層から群をなした状態で産出するEllipsocephalus (エリプソセファルス)が最も有名です。モロッコ産カンブリア紀のものではMyopsolenus (ミオプソレヌス)、Kingaspis (キンガスピス)やProtolenus (プロトレヌス)などがこの同じ仲間です。モロッコからのKymataspis (キマタスピス)は、Kymataspis arenosaが1990年に報告記載されています。

Kymataspis sp.
キマタスピスの一種
【KYM-001】
カンブリア紀中期
Toughacht
Atlas Mountain
詳細写真 Morocco
本体 : 縦0.9cm
SOLD 母岩 : 10.5cm x 5.5cm
価格 : ¥4,200 (税込¥4,620)
特記 : 母岩を割ったままのポジネガ(凹凸型)セットです。
補修の類いは一切ありません。小さな三葉虫ですが拡大写真のように長い頬棘の先端までほぼ完全に保存されています。後方は少し丸まっているようにも見えます。2006年頃に採取された標本で、種名は供給元からのものを使っていますが、この産地からは似たような種類のものが複数出るためはっきりと同定することは難しいようです。
Kymataspis sp.
キマタスピスの一種
【KYM-002】
カンブリア紀中期
Toughacht
Atlas Mountain
詳細写真 Morocco
本体 : 縦0.7cm
SOLD 母岩 : 8.5cm x 2.5cm
価格 : ¥2,980 (税込¥3,278)
特記 : 母岩を割ったままのポジネガ(凹凸型)セットです。
補修の類いは一切ありません。小さな三葉虫ですが拡大写真のように長い両頬棘を含めてほぼ完全に保存されています。ポジ側は少し頭部などに損傷があるようですが、ネガ側を見ると元々完全の個体であることが分かります。2006年頃に採取された標本で、種名は供給元からのものを使っていますが、この産地からは似たような種類のものが複数出るためはっきりと同定することは難しいようです。
Kymataspis sp.
キマタスピスの一種
【KYM-003】
カンブリア紀中期
Toughacht
Atlas Mountain
詳細写真 Morocco
本体 : 縦0.9cm
SOLD 母岩 : 9.5cm x 8.5cm
価格 : ¥4,200 (税込¥4,620)
特記 : 母岩を割ったままのポジネガ(凹凸型)セットです。
補修の類いは一切ありません。小さな三葉虫ですが拡大写真のように長い頬棘を含めてほぼ完全に保存されています。右側の頬部分は母岩が残ってしまっているようにも見えますがどうでしょうか。2006年頃に採取された標本で、種名は供給元からのものを使っていますが、この産地からは似たような種類のものが複数出るためはっきりと同定することは難しいようです。