Morocconites / モロッコニテス
Morocconites (モロッコニテス)は、Phacopida (ファコプス目)中のAcastidae (アカストイド科)に属します。その意味ではColtraneia (コルトラネイア)やPsychopyge (シコピゲ)、Metacanthina (メタカンシナ)など多くのモロッコ産デボン紀三葉虫と同じ仲間です。しかしながら、伝説動物ユニコーンのような頭部先端の長い一本の棘を持つこの特徴的な種類は、モロッコ以外には産出せず、それ故に"モロッコ"という国の名前がgenus (属名)に組み込まれている興味深い種類です。
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Morocconites sp. | |
| モロッコニテスの一種 | ||
| 【MRC-006】 | ||
| デボン紀中期 | ||
| Issoumour area | ||
| Atlas Mountains | ||
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Morocco | |
| 本体 : | 縦5.7cm x 幅2.3cm | |
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母岩 : | 8.5cm x 8cm |
| 価格 : | ￥22,300 (税込￥24,530) | |
| 特記 : | 最近見つかるようになった、頭部先のツノが太く長い珍しいタイプのモロッコニテス、ハミー氏からの標本です。 | |
| 頭部中央付近に外殻剥がれがある関係で見栄えが少し悪く、またツノの先端も少し欠けているようにも見えますが、彼の工房からの標本ですので、補填着色の類いは一切ありません。実際、両眼複眼も大部分が残っているようですし、そもそも全体をブラスターにて剖出されていますので、損傷箇所以外の部分の品質は高いです。このタイプのモロッコニテスは産出自体があまりないようですから、その中の標本としては十分に上位クラスの標本かと思います。 | ||
