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Mrakibina / ムラキビナ

Mrakibina (ムラキビナ)は、Phacopida (ファコプス目)中のAcastidae (アカストイド科)に属します。この科には、Coltraneia (コルトラネイア)、Hollardops (ホラドプス)、Metacanthina (メタカンシナ)、Morocconites (モロッコニテス)から、Comura (コムラ)やPsychopyge (シコピゲ)、Walliserops (ワリセロプス)に至るまで、モロッコ・デボン紀三葉虫のその多くが属しています。Mrakibina (ムラキビナ)は、Metacanthina (メタカンシナ)を小さくしたような風貌であるため、元々はNeometacanthusとされていましたが、2001年に当時はまだ属種名すらなかったようなWalliserops (ワリセロプス)やQuadrops (クアドロプス)など多くのモロッコ・デボン紀三葉虫と共に、この種の代表的産地であるMrakibにちなんだMrakibina (ムラキビナ)という属名が付けられました。

Mrakibina sp.
ムラキビナの一種
【MRK-005】
デボン紀中期
Mrakeb area
Atlas Mountain
詳細写真 Morocco
本体 : 幅3.0cm
SOLD 母岩 : 6.5cm x 8cm
価格 : ¥41,200 (税込¥45,320)
特記 : ハミー氏からの標本です。
頭部と胸部の境に少しダメージのある母岩割れがあります。そのために一瞬見栄えは悪いようには見えますが、実際のところはそれ以外は拡大写真の通りの彼剖出の美しい品質です。地中での変形等もありません。この種はそれほど派手な種類ではありませんが、産出量が少ないために彼剖出ものですとこの程度の価格は仕方のないところかと思います。この種としては平均的なサイズです。