Nucleurus / ヌクレウルス
Nucleurus (ヌクレウルス)は、Phacopida (ファコプス目)の中のCheirurina (ケイルルス亜目)の中のEncrinuridae (エンクリヌルス科)に属します。Cybele (キベレ)、Encrinurus (エンクリヌルス)、Fragiscutum (フラギスクトゥム)などがこれと同じ仲間で、粒々が目立つglabella/頭鞍(頭部中央部)に出っ張った眼、三角形で特徴的な模様を持つ尾板により簡単に見分けがつきます。いずれもシルル紀の地層からで、幾種類も報告されているカナダの他、スウェーデンとイギリスからも産出します。
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Nucleurus anticostiensis | |
| ヌクレウルス アンティコスティエンシス | ||
| 【NUC-001】 | ||
| シルル紀前期 | ||
| Jupiter Formation | ||
| Anticosti Island, Quebec | ||
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Canada | |
| 本体 : | 幅0.6cm | |
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母岩 : | 6cm x 5cm |
| 価格 : | ￥34,200 (税込￥36,936) | |
| 特記 : | 真っ直ぐに伸びると1cmほどの、この種類としては小さめの個体ながら、細部まで完璧に保存・剖出された見事な完体標本です。 | |
| この地特有のシルル紀三葉虫が多数報告されている産地からのものです。この標本を含む同地での採掘はNYの博物館などと度々共同で行われており、それらの一部は学術標本として収蔵されHPでも見ることができます。今回のこの標本は小さめの個体ながら欠けがなく、この種類の特徴をすべて観察することができます。また熟練の剖出技術によりそれを完璧に剖出しており、なかなか見ることのできないこの三葉虫の標本としてトップクラスのものに仕上がっています。 | ||
