Placoparia / プラコパリア (フランス産)
フランス北西部・Rennes/レンヌ周辺には、オルドビス紀中期Llanvirn (ランビルニアン/約4.7億年前)の地層である、Traveusot Formationが広がり、ヨーロッパの代表的なオルドビス紀三葉虫の産地となっています。この地層の時代は、同じヨーロッパのもう一つのオルドビス紀三葉虫の代表的産地である、ポルトガルのオルドビス紀中期のValongo Formation (ヴァロンゴ層)と重なるため、同じような種類の三葉虫が別の離れた場所から産出することも興味深い点です。
Placoparia (プラコパリア)は、Phacopida (ファコプス目)のCheirurina (ケイルルス亜目)、Pliomeridae (プリオメラ科)に属しているため、ロシア産オルドビス紀三葉虫のPliomera (プリオメラ)と同じ仲間です。特にこの科の種類は、深い溝により節が分かれている胸部と尾板が特徴で、当時同じゴンドワナ大陸であったと考えられているイギリスやポルトガル、ボヘミアなどのオルドビス紀の地層からは、全く同じようなPlacoparia (プラコパリア)が産出することでも知られています。
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Placoparia tournemini | |
| (プラコパリア トゥルネミニ) | ||
| 【PCP-001】 | ||
| オルドビス紀中期 | ||
| Traveusot Formation | ||
| Rennes, Bretagne | ||
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France (フランス) | |
| 本体 : | 一周2cm x 幅1.1cm | |
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母岩 : | - |
| 価格 : | ￥2,300 (税込￥2,530) | |
| 特記 : | ヨーロッパのオルドビス紀の地層から広く産出する種類の、フランスからのものです。 | |
| この標本は防御姿勢を取って丸まっているため、特に写真では非常に分かりづらいですが、部位の欠損はないため、小さな標本ながら上質なものです。 | ||
