トップページ > 販売リスト > 北米産三葉虫 > Palmettaspis (パルメッタスピス)

Palmettaspis / パルメッタスピス

Palmettaspis (パルメッタスピス)は、Redlichiida (レドリキア目)、Olenellina (オレネルス亜目)、Olenelloidea (オレネルス超科)の中のHolmiidae (ホルミア科)に属します。モロッコからの大型カンブリア紀三葉虫として有名なCambropallas (カンブロパラス)が同じこの種に属します。

Palmettaspis (パルメッタスピス)には、これまでにP.consorta (コンソルタ)とparallela (パラレラ)の2種が記載されています。ネバダ州のカンブリア紀前期の地層が主な産地です。Esmeraldina (エスメラルディナ)と同属とされることもあるようです。

Palmettaspis consorta
パルメッタスピス コンソルタ
【PMT-001】
カンブリア紀前期
Stage 3
Silver Peak Range, Esmeralda County
詳細写真 Nevada, USA
本体 : 縦0.9cm
SOLD 母岩 : 5.5cm x 5cm
価格 : ¥34,800 (税込¥38,280)
特記 : 特徴的な長く鋭い両頬棘も含めて体全体が保存された標本、2025年の入荷品です。
母岩割れはありません。縦に入っているのは亀裂のようなもので割れではありません。両頬棘も含めほぼ全体が保存されていますが、サイズが大きくないために後方の尾板付近がどのようになっているのかが分かりません。ただ元々大きな尾板でもありませんし、節の数も大部分はあるようですので、欠けているというよりも不鮮明という感じでしょうか。小さいですが滅多に出てこない希少なカンブリア紀前期の最初期のオレネルス亜目の標本として、貴重な実物標本かと思います。