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Odontopleura/Sinespinaspis (オドントプレウラ/シネスピナスピス)

オーストラリアを代表する三葉虫の一つであるOdontopleura/Sinespinaspis (オドントプレウラ/シネスピナスピス)は、Odontopleurida (オドントプルーラ目)中のOdontopleuroidea (オドントプルーラ超科)、Odontopleuridae (オドントプルーラ科)に属します。同科にはBoedaspis (ボエダスピス)、Kettneraspis (ケットネラスピス)、Koneprusia (コネプルシア)、Leonaspis (レオナスピス)が属しており、この1cmほどのOdontopleura/Sinespinaspis (オドントプレウラ/シネスピナスピス)にも同様の特徴を見ることができます。

なおこの産地からの属名については、10年ほど前までは市場でもSinespinaspis (シネスピナスピス)という名前が一般的でしたが、最近はOdontopleura (オドントプレウラ)を用いるのが主流のようです。

Odontopleura (Sinespinaspis) markhami
オドントプレウラ (シネスピナスピス) マルカミ
【SIN-007】
シルル紀前期
Cotton Beds
Cotton Hill Quarry, Forbes
詳細写真 New South Wales, Australia
本体 : 縦1.3cm
SOLD 母岩 : 8cm x 5cm
価格 : ¥15,200 (税込¥16,720)
特記 : こちらも割ったままのポジネガ標本、片方の自在頬が保存された個体です。
ちょうど平均的なサイズです。状態はかなり良いですが、残念ながら左頬が欠損しています。ただこの産地のオドントプレウラは頭部の頬が片方もしくは両方が欠けているものが非常に多いため、逆にこの種類の頬は簡単に分離しやすかったことが分かる標本になっています。もっとも右頬はしっかりついており、そこからの頬棘や縁のぎざぎざ、胸部と尾板の縁の棘は保存されているため、この種類の特徴はすべて観察できる十分良質な標本です。
Odontopleura (Sinespinaspis) markhami
オドントプレウラ (シネスピナスピス) マルカミ
【SIN-006】
シルル紀前期
Cotton Beds
Cotton Hill Quarry, Forbes
詳細写真 New South Wales, Australia
本体 : 縦1.9cm
SOLD 母岩 : 8cm x 10cm
価格 : ¥26,800 (税込¥29,480)
特記 : こちらも割ったままのポジネガ標本、両頬まで保存された完体です。
おそらくこのくらいがこの種類の最大サイズかというくらいの非常に大きな個体です。両頬も残り、頭部も全体がきれいに露出しています。胸部と尾板の縁の棘もはっきりと観察できます。全体的に凹凸もはっきりしており、この種類としては意外なほど頑強なイメージはやはりこのサイズに由来するのでしょう。この産地のオドントプレウラは頭部の頬が片方もしくは両方が欠けているものが非常に多く、このように両頬が残っているものを見つけるのは意外と苦労します。
Odontopleura (Sinespinaspis) markhami
オドントプレウラ (シネスピナスピス) マルカミ
【SIN-005】
シルル紀前期
Cotton Beds
Cotton Hill Quarry, Forbes
詳細写真 New South Wales, Australia
本体 : 縦1.1cm
SOLD 母岩 : 8.5cm x 4cm
価格 : ¥21,300 (税込¥23,430)
特記 : 割ったままのポジネガ標本、両頬まで保存された完体です。
この種類としては若干小さめです。しかし状態は良く、両頬棘や胸部や尾板の縁の棘もはっきり観察できます。頭部縁の突起のようなものは右側の一部しか見えませんが、両頬が保存されているところから考えるとおそらく母岩の下に埋もれているようです。この産地のオドントプレウラは頭部の頬が片方もしくは両方が欠けているものが非常に多く、このように両頬が残っているものを見つけるのは意外と苦労します。