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Spathacalymene / スパサカリメネ

Spathacalymene (スパサカリメネ)は、Calymene (カリメネ)、Flexicalymene (フレキシカリメネ)、Gravicalymene (グラヴィカリメネ)などと同じ、Phacopida (ファコプス目)、Calymenina (カリメネ亜目)の中のCalymenidae (カリメネ科)に属しています。このSpathacalymene (スパサカリメネ)は、他のCalymenidae (カリメネ科)の仲間と同様の体を持ちますが、頭部前方がシャベル状に大きく発達しているとても奇抜な種類で、比較的多く産出する他のCalymenidae (カリメネ科)の仲間に比べると、極端に産出が少ない大変稀少な種類でもあります。米インディアナ州のシルル紀から産出するSpathacalymene nasuta (スパサカリメネ ナスタ)、その他ではイギリスからわずかに産出する程度の大変珍しい三葉虫の種類です。

Spathacalymene nasuta
スパサカリメネ ナスタ
【SPC-001】
シルル紀
Osgood Formation
Napoleon, Indiana
詳細写真 USA
本体 : 縦2cm & 1.3cm(ともに直線測定)
母岩 : 10cm x 8cm
価格 : ¥121,000 (税込¥133,100)
特記 : 非常に産出が限られる種類の標本ながら、中個体と幼体の完体のダブルプレートです。
母岩割れはありません。大きい方の個体は直線測定で2cmですので、真っすぐに伸びた場合は優に2cmを超える小さくない個体です。大きい方の個体は両頬がずれているものの、特に右頬は原型までほぼ確認でき、小さい方の個体は両頬ともしっかり付いて保存されています。母岩には他に腕足類の化石や黄鉄鉱の見事な結晶も観察でき、この非常に稀少種のダブルプレートにさらに花を添えています。採掘者によれば、最近新しい産地を模索したものの成果は全く得られず、有名な産地においてグループで1週間ほど採掘するも、良質なものはほとんど得られないくらい稀少な種類とのことです。