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Struveaspis / ストゥルヴェアスピス, ストゥルベアスピス

Struveaspis (ストゥルヴェアスピス)は、Phacopida (ファコプス目)の中のPhacopina (ファコプス亜目)、Phacopoidea (ファコプス超科)、Phacopoidae (ファコプス科)に属し、Phacops (ファコプス)やReedops (リードプス)が同じ仲間です。ファコプス目は発達した複眼が最大の特徴でこのStruveaspis (ストゥルヴェアスピス)もその特徴を兼ね備えていますが、モロッコからの個体はその形状や個々のレンズの数がこの属の基準であるドイツのデボン紀 (Eifelian/アイフェリアン)からの個体と大きく異なり、またサイズ面からも2cm程度のものから6-7cmほどのものまで非常に幅広いため、今後新たな種としての記載が待たれています。

Struveaspis sp.
ストゥルヴェアスピスの一種
【SVS-006】
デボン紀前期
El Jorf area
Atlas Mountain region
詳細写真 Morocco
本体 : 縦1.9cm x 幅1.1cm
SOLD 母岩 : 9cm x 6cm
価格 : ¥58,400 (税込¥64,240)
特記 : ハミー氏剖出の標本です。
写真のように後方に斜めに母岩割れがあります。もちろん彼からの標本ですので補填着色の類いは一切ありません。最近はJorf産のものがほとんど入ってこないためか価格が急激に上がってますが、高値を出すからにはやはり最大の特徴である様々なパターンの複眼がしっかりしていなくては意味がありません。こちらは小さな眼がいくつもないタイプで、もちろん両眼とも彼剖出の完璧さです。